妊娠の痛み

 
妊娠の痛み



妊娠によるお腹の痛みは、妊娠の初期、中期、後期によって考えられることが違います。


まず妊娠初期のお腹の痛みですが、10%ぐらいの割合で流産すると言われていますが、ほとんどは12週未満のごく初期に起こります。


原因は胎児の先天的な異常によるもので、防ぐことはできません。


兆候は、お腹の張り、恥骨の上あたりに痛みを伴う出血などがあります。


痛みは生理痛程度の場合もありますので、安静にして様子を見守りましょう。


ですが、おかしいなと思ったら必ず受診して下さい。


妊娠中期のお腹の痛みですが、お腹も少しずつ大きくなって妊婦さんらしい体型になってきますが、お腹の張りは比較的少なく、お腹の皮膚が引っ張られる違和感をお腹の張りと感じる妊婦さんが多いようです。


子宮頚管炎などの医師から注意を促されている人は早産の心配もありますので、お腹が張ったらすぐに受診して下さい。


妊娠後期のお腹の痛みですが、後期になるとほとんどの妊婦さんが時々お腹の張るようになりますが、これ自体は問題のないお腹の張りです。


ですが、立っていられないほどの強いお腹の張りや出血を伴ったり、1時間に5〜6回も張ったり、2〜3分ずっとカチカチに張ったりして、しばらく安静にして1時間程度でお腹の張りが治れば問題ないのですが、それでも治まらないときは切迫早産の兆候がありますので注意が必要です。


この場合のお腹の張りは、痛みを伴う場合が多く、時間が経つにつれて頻度や強度が増してくるのが特徴です。


お腹が張ってきたら、腹帯などを外し、できるだけ横向きになって安静にしましょう。


出血や破水がなければ、たいていの場合は横になってリラックスすることで治りますが、それでも治らない場合は、早めに受診して下さい。